潮間帯上部の海藻

 天神崎では広大な平坦部がこの潮間帯上部にあたる。ボウアオノリの上にいるのは、アメフラシ(軟体動物)である。海藻は春に多く、夏には消失するものが多い。 昔、緑藻が一番浅いところに棲息し、褐藻がそれより深い場所に、紅藻がさらに深い場所に棲息するという説があった。

 現実には干出に耐える種がこの潮間帯上部に棲息する。ここにリストしたカモガシラノリとフクロフノリは紅藻である、その他はラン藻と緑藻である。 フクロフノリ帯の下に位置する水面下の白い部分は、カキの殻である。ラン藻は核をもたない原核細胞からなる生物である、無酸素状態の原始地球でラン藻が光合成を始めた。 そしてこのような酸素が多い大気がいまあるのは、数十億年かけて行った光合成の結果放出された酸素が蓄積したためである。

 ラン藻は紅藻や緑藻の葉緑体になったと考えられている、陸上植物の葉緑体もこのラン藻に由来する。 糸状のラン藻はユレモの仲間、被覆状のラン藻はネンジュモの仲間のようである。顕微鏡で細胞の形態を観察して、その分類的地位を決めることが必要である。

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ボタンアオサ
緑藻綱アオサ科
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ボウアオノリ
緑藻綱アオサ科
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ヒトエグサ
緑藻綱ヒトエグサ科
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フクロフノリ
紅藻綱フノリ科

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フクロフノリ帯
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カモガシラノリ
紅藻綱ウシケノリ科
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ボウアオノリ
緑藻綱アオサ科
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被覆状のラン藻
シアノバクテリア

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糸状のラン藻
シアノバクテリア
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ボタンアオサ
緑藻綱アオサ科
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カイノリ
紅藻綱スギノリ科