脊椎動物へつながる魚類の起源
中華人民共和国雲南省昆明南方の澄江(チェンジャン)から古生代カンブリア紀の豊富な化石群が発見されている。「澄江動物群」と称されるのはカンブリア紀前期の動物群で、北アメリカのバージェス動物群より1,500万年ほど古いと考えられている。シダズーンのような脊椎動物と節足動物の特徴を併せ持つ生物も生存していた。ミロクンミンギアは初期の無顎類(アゴの無い魚類)であり、最古の魚類のひとつと考えられている。シルル紀には、アゴを持つ最古の魚類である板皮類が出現し、デボン紀には現世の魚類につながる軟骨魚類と硬骨魚類が出現した。魚類と近縁な現世の動物はホヤやナマコである。
シダズーン

ミロクンミンギア

デボン紀の板皮類・コッコステウス(上)と無顎類・ヘミキクラスピス(下)

デボン紀の硬骨魚類・ケイロレピス

ホヤ(尾索類)

ナマコ(棘皮動物)

棘皮動物のウニ、ナマコ、ヒトデは五角形を基本にした体制をもっている。脊椎動物に近縁であるので、高校では、カエルの発生を学ぶ前にウニの発生を学ぶ。水管系と管足を使って運動する。